【看護・医療系】小児科医師による出張授業が実施されました(1/14)
2025/01/15(水)
昨年度に引き続き、小児科医の水口浩一先生による出張授業を看護・医療系2年生対象「医療時事」の授業内で実施しました。
 
テーマは『社会課題を解決してみよう』というもので、架空の2名の人物(Aさん:職場健診で肥満を指摘され受診 Bさん:1年前から不眠に悩まされ市販の睡眠薬を常用)をあげ、「みなさんは、この2名が病院を訪れたら、どう対応しますか?」という問いかけに3グループに分かれてディスカッションをしました。授業の最後に今回の社会課題は「孤立感・社会的孤立」であり、自立=依存しなくなることという捉え方をやめ、人間はひとりでは生きていけないので依存先を増やしていくことが大切ということを教えていただきました。
 
医療系を目指している生徒が集まっている授業なので、医療の知識で手助けすることを考えてしまっていたようですが、「薬を処方することで患者の問題を解決するのではなく、社会とのつながりを処方する(社会的処方)ことで患者を救うこともある」ということを学べたようでした。
 
この授業内での学びが、将来、医療に関わる仕事に就いた時に役立つことを願っています。

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