5月27日(火)15時より、緊急地震速報を想定した避難訓練を実施しました。
今回の訓練では、地震発生時にどのように身を守るかを確認し、実際に行動に移すことを目的として行いました。訓練開始の合図とともに、生徒たちは事前の指導に従い、落ち着いて行動することができました。教室の入り口付近に座っている生徒は速やかにドアを開け、窓際の生徒はカーテンを閉めた後、全員が机の下にもぐり、自分の頭を守る姿勢を取りました。
その後、揺れが収まったという想定のもと、ヘルメットを着用し、指示に従って整然と校庭へ避難しました。整列や人数確認も迅速に行われ、生徒たちの真剣な表情からは「自分の命は自分で守る」という意識がしっかりと育っていることが伝わってきました。
また、二次避難の後には体育館に移動し、帰宅経路別に編成されたグループで担当教員と顔合わせを行いました。これは、災害時における安全な帰宅支援の一環であり、生徒同士が協力し合いながら行動する意識を高める機会ともなりました。
災害はいつ起こるか予測できないからこそ、日ごろからの備えと訓練が大切です。今回の訓練を通して得た経験を生かし、いざというときにも落ち着いて行動できるよう、今後も指導を続けてまいります。