メニュー閉じる

CASプログラム×みんなのドラマ

「『なりたい自分』に全力でサポート!」をスローガンに、
多彩なキャリア教育に取り組んでいます。

「特進」「総合・進学」「幼児教育」の3コースを設置し、必修科目以外にも「国際系」「看護・医療系」「スポーツ系」など、具体的な志望キャリアに応じて幅広い科目選択ができます。一人ひとりの「なりたい自分」を実現させるために、従来から導入しているアクティブラーニング型のキャリアプログラム/CAS プログラム(Career Axis SupportProgram)に加え、2019度秋からは日本テレビと共同制作した映像教材を用いて社会人を疑似体験するCAS-DRP(Career Axis Support Drama Role Play)を本格的に導入してキャリア教育をさらに進化します!

最初のキャリア教育プログラムでは「働くことの重要さ」を理解する

6月、第1回目のCAS プログラム(JTBとマイナビとの共同開発)は、「働くことの重要さ」について理解するワークショップでした。まずは友達と協働しながら「自分にとってゆずれないもの」を考えます。一人で考えるのではなく、仲間と話し合うことで、自分でも気づかなかった部分が見えてきます。

結果発表では、グループごとに代表者が発表しました。
「球技大会での応援を通して、人と協力し合うこと、団結することなどがゆずれないものだと気づいた」「合唱部で大きなコンクールに出場したとき、みんなで力を合わせることの大切さを知った」など、学校行事をきっかけに、「自分のゆずれないもの」が何かを感じた様子です。ファシリテーター(進行役)の方は「自分が大切にしているものを理解したとき、その記憶は社会人になってからも力となります」とアドバイス。一人ひとりの価値観は、「働く理由」につながるのです。

その後、就職活動を行う学生の体験動画を見ながら、「自分だったらどう感じるだろう?」と考えた生徒たち。その後、実際に面接官役と学生役に分かれてペアワークを行いました。面接官役は「将来の夢は?」「なぜその仕事に就きたいと思ったのか?」などの質問をしながら、自分自身にも問いかけます。学生役は、質問されて初めて自分の進路について深く考える機会となりました。

プログラムが佳境を迎えるころ、一人ひとりが「自分は何のために働くのか?」を円グラフで表しました。一番の理由は「収入を得るため」ではありますが、「では、そのお金は何のために使いたいの?」というファシリテーターからの問いかけに、生徒たちは自分の価値観をさらに掘り下げていきます。

最後の問いかけは「働く理由」について「自分がゆずれないこと」。ワークショップの最初に投げかけられた問いですが、終わるときには答えが違ってくることもあります。生徒たちは静かに自分自身と向き合っていました。

回を重ねるワークショップで
具体的な将来を思い描く

7月に実施される2回目/3回目のプログラムでは、実際に社会で活躍する女性の方々をお招きしてパネルディスカッションが行われた後、改めて自分の将来について考えます。次回までに、「人生の先輩方に聞いてみたいこと」を考えてくる宿題が出されました。ファシリテーターの方は「人が考えないような質問を考えてきてね」と注文を加えていました。

2学期には日本テレビが制作したドラマ教材を使って、社会人を疑似体験するプログラムが実施されます。今後は担任の先生がファシリテーターとなって、多様な人々が活躍する社会を体験することで、「なりたい自分」をより具体的にしていきます。

自分の価値観を確認し
目的を持って将来の選択を

2015年度から導入されているCASプログラムや、2019年度に追加導入したCAS-DRPは、緑ヶ丘女子で行われる進路指導の第一歩として重要視しています。数回にわたって行われるワークショップの結果や振り返りのアンケートは、Classi(学習ツール)で共有し、生徒一人ひとりがe-ポートフォリオ(2021年度大学入試以降に必要とされる)として積み重ねていきます。

緑ヶ丘女子ではまず1年生の1学期にCASプログラムを行うことで、「自分とは何か」「働くとは何か」を考えることから、多様性に富むこれからの社会に生きる自分をとらえます。2学期にはさらにCAS-DRPで映像教材を見ながら生徒同士のグループ討論を重ね、よりリアリティのある将来を考える機会とします。この二つのプログラムを通し、生徒それぞれが、「なりたい自分」像をはっきりと持ってこれからの3年間を過ごしてほしいと願っています。目先のことにとらわれず、自分なりの目的を持った進路選択の実現。わたしたちはそれを全力で応援します。

ページトップ

サイトマップ Sitemap